※当ブログでは20歳以上の方を対象に、適切な飲酒の楽しみ方を紹介しています。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
日々の疲れを癒やす晩酌タイム。
今日は、ずっと気になっていた一本——**サントリーの「東京クラフト ペールエール」**を選んでみました。
クラフトビールというと、個性派やクセのあるものが多い印象がありますが、このビールはその真逆。
洗練されていて飲みやすい、都会的なスマートさが魅力のペールエールでした。
実際に飲んでみて、「これはもっと多くの人に知られてほしい!」と思える、完成度の高いビールだったので、詳しくレビューしていきます。
東京クラフトとは?
まずは軽くブランドについてご紹介。
**「東京クラフト」**は、ビール大手サントリーが手がけるクラフトビールシリーズ。
「世界に誇れる東京発のクラフトビールを目指す」というコンセプトのもと、2015年に誕生しました。
シリーズには、ペールエールのほか、IPAやヴァイツェン、セゾンなど多彩なスタイルがありますが、今回ご紹介するのは定番中の定番、ペールエールです。
東京クラフト ペールエール|基本情報
- スタイル:
ペールエール - アルコール度数:
5.0% - 色合い:
琥珀色(アンバー) - 特徴:
・柑橘系ホップの華やかな香り
・しっかりした苦味と飲みやすさのバランス
・洗練された味わいで都会的な印象
・食事との相性も良く、幅広いシーンで楽しめる - 醸造元:
サントリービール株式会社 - 所在地:
東京都(製造は群馬県・サントリー〈天然水のビール工場〉利根川)
見た目:透き通った琥珀色に、品のある泡立ち

まず缶を開けてグラスに注ぐと、目に飛び込んでくるのは美しい琥珀色。
光に透かすと、澄み渡った液体の奥にほんのりとした深みがあり、どこか上質なウイスキーを思わせるような雰囲気すら感じさせます。
泡はきめ細やかで、程よくクリーミー。
香りもほのかに広がってきて、これは飲む前から「良い予感しかしない」と思わせてくれるビジュアルです。
香りと苦味のバランスが絶妙。まさに都会的な味わい
一口飲んでみてまず感じたのは、柑橘系のフレッシュな香り。
グレープフルーツやレモンのような爽やかさが鼻に抜けていきます。
ですが、香りが前に出すぎることはなく、ビール本来の苦味としっかり共存しているのがこのペールエールの良いところ。
ホップの風味も、派手すぎず地味すぎず、あくまで“東京らしいスマートさ”でまとまっています。
苦味はしっかりとあるものの、IPAのようにパンチが強すぎるわけではありません。
「苦味の奥に香りと余韻がある」——そんな、落ち着いた大人の味わい。
まさに「クラフトビールは好きだけど、クセが強すぎるのはちょっと…」という人にぴったりの仕上がりです。
飲み飽きない軽快さと、食事との相性の良さ
このビールの魅力は、なんといっても**“バランス”**の良さ。
- 苦味:しっかりあるけど強すぎない
- 香り:華やかだけどクドくない
- 飲みごたえ:満足感があるのに軽すぎない
クラフトビールというと、どうしても「単体で飲む」ことを前提に作られているものも多いですが、東京クラフト ペールエールは“食中酒”としても優秀。
個人的におすすめしたいペアリングは、以下のような料理です。
- ポテトフライ:塩気とホクホク感に、ビールの苦味がよく合う
- 鶏の唐揚げ:油っぽさを柑橘系のアロマがすっきりと流してくれる
- 焼き鳥(塩):香ばしさとホップの香りが絶妙にマッチ
また、意外なところでは「レモンを絞ったカルパッチョ」や「鯖の塩焼き」などとも相性が良く、和洋問わずいろんな食事と楽しめる万能型のビールです。
デザインもおしゃれ。気分が上がるパッケージ
缶のデザインもこのビールの魅力の一つ。
ネイビーブルーに東京の街並みがあしらわれたスタイリッシュなパッケージは、冷蔵庫に入っているだけでちょっと気分が上がる存在感。
持ち寄りのホームパーティーや、オンライン飲み会にもぴったり。
「それ、なに飲んでるの?」と聞かれたときに、ちょっと鼻が高くなるようなビジュアルです。
東京クラフト ペールエール|評価
項目 | 評価 | コメント |
見た目 | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.5) | 澄んだ琥珀色とキメ細やかな泡が上品。都会的な印象で洗練されている。 |
香り | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.0) | 柑橘系ホップの香りが華やかだが、やや控えめ。ほどよく上品。 |
味わい | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.5) | 苦味とフルーティーさがバランス良く、飲みやすいのに深みもある。 |
喉ごし | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.0) | 軽快でスッキリ。余韻も楽しめるが、ややドライ寄り。 |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.5) | 都会的で洗練された味わい。初心者からビール好きまで幅広く楽しめる一本。 |
総評:都会派クラフトの決定版。バランスを重視する人にすすめたい一本
クラフトビール=個性派、クセ強め、というイメージを変えてくれる一本。
「東京クラフト ペールエール」は、
・苦味があるけど強すぎない
・香りがいいけど主張しすぎない
・見た目も味も、上品で洗練されている
そんな、“いいとこ取り”なペールエールでした。
クラフトビールにまだ慣れていない初心者の方にも、普段からクラフトを楽しんでいる中級者の方にも、自信を持っておすすめできる一本です。
最後にひとこと:
忙しい日常の中、少しだけ“余白”を作ってくれるような優しさと洗練。
東京クラフト ペールエールは、都会の喧騒に寄り添いながら、心をほどいてくれるようなビールでした。
「疲れたけど、ちょっといい一杯が飲みたい」
そんな夜に、ぜひ手に取ってみてください。
※未成年者の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから、適量を守って楽しみましょう。
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