※当ブログでは20歳以上の方を対象に、適切な飲酒の楽しみ方を紹介しています。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
クラフトビール好きとしては一度は飲んでおきたいのが「FAR YEAST」シリーズ。
今回手に取ったのは、その中でも人気の一本 「FAR YEAST IPA」 です。
山梨県小菅村という自然豊かな土地で醸造されていながら、どこか“都会的”な香りを感じさせるこのブランド。
そのコンセプト通り、今回のIPAもとても洗練された印象で、丁寧に造られていることが飲んだ瞬間に伝わってきました。
今回は実際に飲んでみて感じたことを、率直にレビューしていきたいと思います。
基本情報|FAR YEAST IPA
- スタイル:
アメリカンIPA - アルコール度数:
6.0% - 色合い:
- やや濁りのあるオレンジアンバー
- 特徴:
・グレープフルーツを思わせる柑橘系の香り
・しっかりしたホップの苦味とモルトのバランス
・洗練された都会的IPA、パッケージデザインも印象的 - 醸造元:
Far Yeast Brewing株式会社 - 所在地:
山梨県北都留郡小菅村
パッケージから漂うセンスの良さ

まず最初に目を引くのは、シンプルかつスタイリッシュなデザイン。
白地にミニマルなフォントで「FAR YEAST IPA」と記された缶は、一見ビールに見えないほど洗練されたルックス。冷蔵庫で並んでいても異彩を放っていました。
「東京Tokyo」をコンセプトにしているだけあって、ラベルにも現代的で都会的な空気感が漂っています。
これは“デザイン買い”したくなる人も多いはず。
グラスに注ぐと感じる、鮮やかな香りと色合い
注いだ瞬間、ふわっと広がるのはグレープフルーツのような柑橘系アロマ。
IPAらしいホップの香りがしっかりと感じられつつも、鼻にツンとこない爽やかさが印象的です。
色合いは少し濁りのあるオレンジアンバー。泡立ちはやや控えめながら、細かく滑らかで持続力あり。
見た目からして「丁寧に造られているな」と感じさせる美しさがあります。
飲んでみて驚く“飲みやすさ”と“コク”の共存
ひと口含むと、まず感じるのはしっかりとしたホップの苦味。
でも驚くほどスムーズで、IPAにありがちな“ガツンとした強さ”よりも、バランスの良さが光ります。
口当たりはややドライ。ですが、モルトのコクがほどよく支えていて、香り・苦味・甘味が上手にまとまっている印象です。
IPAビギナーには少し苦味が強く感じるかもしれませんが、苦味の奥にある「旨み」と「深み」を感じられたら、むしろその魅力に引き込まれると思います。
料理との相性は?個性派ながらも万能型
IPAというと、料理を選びがちな印象もあるかもしれませんが、このFAR YEAST IPAは意外と万能。
香りと苦味が強すぎないので、
- 鶏のグリル
- タンドリーチキン
- チーズたっぷりのピザ
- ナッツ系のおつまみ
など、味の濃いものともバランス良く楽しめます。
また、柑橘系の香りが爽やかなので、白身魚のカルパッチョや、レモンを効かせた料理など、ライトな料理とも相性良好です。
星評価|スマートに仕上がった香り系IPA
項目 | 評価 | コメント |
見た目 | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.5) | 濁りのあるオレンジアンバーが美しい。泡立ちもきめ細やかで丁寧な印象。 |
香り | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(5.0) | グレープフルーツのような柑橘系の香りが豊か。IPAらしさが際立つアロマ。 |
味わい | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.5) | 苦味とモルトのバランスが絶妙。強すぎず、飲みやすさもある。 |
喉ごし | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.0) | ドライでシャープな飲み心地。後味に程よい余韻。 |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(5.0) | 洗練されたIPA。クラフト初心者にもおすすめできる完成度の高い一本。 |
総評:バランス感覚に優れた、都会的なIPA
FAR YEAST IPAを一言で表すなら、“スマートなIPA”。
ホップの存在感はしっかりと感じつつも、ただ苦いだけじゃなく、香りや味の奥行きが感じられる一本です。
「IPAって苦いだけでしょ?」と思っている人にこそ、ぜひ飲んでみてほしいビール。
クラフトビールの世界に一歩踏み出した人にとっても、定番として常備したくなるような完成度の高さを持っています。
リラックスタイムにはもちろん、ビール好きの友人と語らう時間にもぴったりの一本です。
次回は、同じFAR YEAST BREWINGの「東京ブロンド」も試してみようと思います!
FAR YEASTシリーズ、ハマる人続出なのも納得のクオリティでした。
気になった方はぜひ、お近くのクラフトビール取扱店やオンラインショップでチェックしてみてください!
※未成年者の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから、適量を守って楽しみましょう。
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