※当ブログでは20歳以上の方を対象に、適切な飲酒の楽しみ方を紹介しています。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
クラフトビール好きの皆さん、こんにちは。
今回は、日本酒の蔵元として知られる「黄桜」が手がけるクラフトビールシリーズから、**LUCKY DOG(ラッキードッグ)**を飲んでみました!
LUCKYシリーズは、可愛らしい動物たちのラベルでおなじみですが、LUCKY DOGはその名の通り、ちょっと飄々とした表情のワンちゃんが目印。
白猫ラベルのLUCKY CATと並び、黄桜のクラフトビールを代表する存在です。
果たしてこの“ラッキーな犬”はどんな味を楽しませてくれるのか?
じっくりレビューしていきたいと思います!
■ 基本情報
項目 | 内容 |
スタイル | アンバーエール(Amber Ale) |
アルコール度数 | 5.0% |
色合い | 赤みがかったブラウン/アンバー |
特徴 | ・麦芽のコクがしっかり感じられるやや濃色のエール ・ホップの苦味は控えめでまろやか ・食事に合わせやすい中庸なバランス ・クラフトビール初心者にもおすすめ |
醸造元 | 黄桜株式会社 |
所在地 | 京都府京都市伏見区 |
■ 見た目:赤みのある美しい琥珀色

グラスに注いでまず目を引くのが、その美しいアンバーカラー。
しっかりと濃い色合いですが、光にかざすとルビーのような赤みが透けて見え、とても上品。
泡立ちはふんわりきめ細かく、そこまで長くは持ちませんが、注いでいる瞬間に感じる香りの広がりがすでに心地よい。
「お、このビールは落ち着いて飲むタイプだな」と第一印象から伝わってきます。
■ 香り:ロースト感のある麦の香ばしさ
鼻を近づけると、麦芽由来の香ばしさがほんのりと香ります。
焙煎したナッツや、焼き立てのトーストのようなやさしい香りに加え、微かに甘くキャラメルのような香調も。
ホップの香りは控えめで、全体的にまろやか。派手さはないものの、落ち着きのあるクラシックなアンバーエールの香りに仕上がっています。
■ 味わい:まろやかでコク深いが、後味はスッキリ
ひと口飲むと、「おお、思ったより飲みやすい!」と感じました。
アンバーエールらしいコクと厚みのある味わいはしっかりとありつつも、ホップの苦味が抑えめなので、非常にまろやか。
甘さと香ばしさが絶妙にバランスしていて、後味も重くなくスッと消えていきます。
「じっくり飲むけど、重すぎない」そんな印象の味わい。
ビール初心者にも受け入れられやすく、逆に普段IPAなどのガツン系を飲んでいる人には「落ち着き」のあるアクセントとして楽しめそうです。
■ 喉ごし:まったりとしながらも嫌味のない飲み心地
アンバーエールにありがちな「どっしり感」よりも、LUCKY DOGはもう少し“軽やか寄り”。
コクがありながら、飲み疲れしないのは絶妙な炭酸感とアルコール度数5.0%というちょうどいい設計のおかげかもしれません。
食事中でも主張しすぎず、飲み飽きしにくい仕上がりはさすが。
あくまで“日常の延長線上で楽しめるクラフトビール”という印象です。
■ 食事との相性:肉料理・和風系つまみにぴったり
このビールは、食中酒としてのポテンシャルが高い!
特におすすめしたいのは以下のような料理です:
- 鶏の照り焼き
- 豚の生姜焼き
- ソーセージやハンバーグ
- 味噌ベースの和風料理(筑前煮や肉じゃがなど)
ほんのり甘さのある料理と合わせると、LUCKY DOGの麦芽のコクと見事にマッチします。
■ 星評価
項目 | 評価 | コメント |
見た目 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(5.0) | 美しいアンバー色と柔らかな泡。高級感のあるビジュアル。 |
香り | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.0) | ロースト感ある麦の香り。キャラメルの甘みも。控えめながらバランス良し。 |
味わい | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.5) | コクがありつつも飲みやすい。甘みと苦味のバランスが絶妙。 |
喉ごし | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.0) | スムーズで飲みやすい。軽快なアンバー。 |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.5) | 日常使いできるクラフトビール。初心者から中級者まで幅広くおすすめ。 |
■ 最後にひとこと
LUCKY DOGは、まるで「気のいい中型犬」のようなビール。
どっしり構えているのに気取りすぎず、どんなシーンでもそっと寄り添ってくれる存在です。
派手さはないけれど、日々の食卓に心地よい彩りを添えてくれる――そんな「使い勝手の良い良ビール」でした。
クラフトビールに興味を持ち始めた方にも、すでに好きな方にも、自信を持っておすすめできます!
他にも黄桜のLUCKYシリーズを飲み比べてみると、それぞれの個性があって面白いですよ。
次はLUCKY CATと並べて楽しむのもアリかもしれませんね。
気になった方は、ぜひスーパーやコンビニで手に取ってみてください!
※未成年者の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから、適量を守って楽しみましょう。
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